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ヴェノムのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
4.7
カリフォルニア州のサンフランシスコで記者として働いていたエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が死者を出すほど危険な人体実験をホームレスを利用して行っていることを知り、恋人であるアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)のパソコンから得た情報を基にライフ財団のリーダーであるカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)に実験のことを問い詰めるが、ライフ財団の根回しにより会社をクビになり、それに巻き込まれる形でアンも職を追われたため、仕事と恋人の両方を失う。
それから半年。就職先を探していたエディはライフ財団の研究者ドーラ・スカース博士(ジェニー・スレイト)の力を借りてその実験施設に侵入。そこで知り合いのマリアが被験者として捕まっていることを知り、彼女を助けようとしたものの、その身体に巣食っていたタール状の地球外生命体・シンビオートに寄生されてしまう。それ以来、エディにはシンビオートの声が頭の中で聞こえるようになり、凶暴性や空腹感が日に日に強くなっていく。「"俺たち"が一つになれば、何だってできる」と嘯いたシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな姿で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そして膵臓…体のどの部位も喰い尽くす。 エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感や恐怖心を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく…。その頃、エディがライフ財団に侵入してマリアと接触したことを知ったドレイクは、マリアに寄生していたシンビオートがエディの身体に「移動」したのではないかと考え、彼もろともシンビオートを捕らえようと暗躍し始める。だがシンビオートの隊長ライオットが、ドレイクと融合し、ライフ財団のロケットを使ってシンビオートの同族を地球に呼び寄せ、人類を喰い尽くそうとする。果たしてヴェノムとエディは、人類を救えるか?
「俺たちは―――ヴェノムだ」こうして、❝最悪❞の存在、ヴェノムが誕生した! 
スパイダーマンの最悪の敵ヴェノムを主人公にした待望の単独作品が、登場。
予告はヴェノムの恐ろしさを強調した感じだったけど、成り行きでエディに融合して最初は宿主として利用するつもりだったヴェノムが、自分と似たり寄ったりのエディを気に入り、次第にエディとヴェノムが男同士の親友のような相棒関係になり敵と戦うという、「寄生獣」のようなサスペンスホラーアクションになっている。
エディとヴェノムの「こいつ食べていいか?」「ダメだ!」という感じの時に「ジキルとハイド」のような、「彼女に謝らなきゃダメだろ!」という感じでアンとの関係などにアドバイスしたりする時に男同士の親友のようなユーモラスな掛け合いと対立しながら共存協力し合うバディ感、エディがドローンなどの追っ手とハイスピードチェイスしながらヴェノムの能力を活かして敵をぶちのめしたりクライマックスでのシンビオート同士のぐちゃぐちゃになりながらの壮絶バトルなどの特殊効果を生かした迫力満点のアクションも満載で、カッコいいエミネムの主題歌も楽しめる痛快アンチヒーロー映画。
「俺たちはヴェノムだ」