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ヴェノムのsanbonのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.8
凄く急転直下なストーリー展開をする印象だった。

本編が112分なのに対して、エディの人物紹介と顛末に2/3を消費する時間配分となっている為、肝心のヴェノムターンとしてはおよそ30分程とかなり短く、その中でエディとの掛け合いやライオットとの対決が凝縮されている構成なので、終盤にかけては特にジェットコースタームービーのような感覚で駆け抜けていくし(説明不足も正直否めない)、そういった物理的な意味で本来楽しみにしていたヴェノムがあまり出てこなかった為、視聴者としては飢餓感を覚える作りになっており、ヴェノムパートをもっと見たいと思わせて続編への訴求心を意図的に操っていると感じた。

エンドクレジット後の唐突すぎるカーネイジの登場からも察するに、つまり今作は続編ありきのヴェノム紹介映画だったという訳だ。

しかも、ヴェノム自体がなんとも人懐っこい性格をしている為、これは寄生獣やARMSよろしく、愛されるべく生まれた正統派バディムービーとなっている。

だって、ラストにエディがヴェノムに食べたいものを聞いた時の答えが、フライドポテト(ヴェノムの好物)とチョコレート(エディの好物)だったからね。

ヴェノムはエディが大好きなんだよ!