良かったとこ1 ドキュメンタリータッチの演出
淡々と描かれるミーティングや、同性愛のベッドシーンなど、盛り上げようと思えばいくらでもできそうなシーンを、あえてドキュメンタリーのように見せることで、フィクションであることを感じさせないのが良かった。
良かったとこ2 編集
時系列でシーンが前後する編集ももちろん、ミーティングでのカットの切り返しもテンポが良く、臨場感がよく出ていた。
ダメだったとこ 時代感があまり感じられない
使われてる音楽は大部分が新曲で、曲調こそ90年代後半ぐらいのディープハウスを通過した後の感じだけど、音の出方は今風で、90年代の雰囲気を感じられない。抗議に行く製薬会社のセットなども、90年代前半というにはちょっとモダン過ぎる感じがした。
