字幕 松浦美奈
字幕監修 生島嗣
配給 ファントムフィルム
シネスコ
ACT UP paris の団体としての活動と パーソナルな部分が同じくらいの熱量をもって描かれているところがこの作品のすごくいいところだとおもう
ミーティングのシーンでは役者さんよくこんなに台詞覚えたな、、というかんじ
ダルデンヌの『午後8時の訪問者』の役者さんも今回はまくしたてるように話しててよかったです
彼らは生きようと必死で
生と死ってわりと近いものなのかもしれないってこの映画を観てはじめてわかった
SNSがない90年代に自分たちで行動して自分たちで活動を広めていく
その地道な作業が 一歩一歩少しずつではあるんだけれども その一歩がものすごく力強くて
この映画はどのシーンにおいてもすごく丁寧に大きく時間をとって作られていて
生ぬるさみたいなものが一切ない
だからこそ観てるとほんとに疲れるしつらいんだけれども それを全力で受け止めるのがわたしたち観客、無知である者の使命でもある
観ていて知らないことが多かったので この作品を観た意味はあったとおもった
終映後 ゲイカップルと思われる人がすごい泣きながら観てよかったねって言ってる姿みて この映画はゲイの方から見てもポイントを押さえてきっとしっかりと作られているんだろうなと感じた
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