君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる。きっと今は自由に空も飛べるはず。(JASRAC未許諾(笑))
この歌詞みたいな話です。スピッツの『空も飛べるはず』。
空中浮遊や治癒能力といった特殊能力を持った少年。医療ミスによって病院を追放された医者は少年を金の成る木と踏んで、様々なトラブルを抱えた人々の所に連れ回す。特殊能力で治療し、金をむしるためだ。
少年は不法入国者のため、国境警備隊に追われる身。けれど、追い詰められると、特殊能力で姿を消す少年を国境警備隊は捕らえることができない。
少年が行く場所、行く場所で起こるトラブル。
少年と医者の行き着く先は。。。
ってお話。
この映画のキモは空中浮遊シーン。ぶっちゃけ、それ以外のシーンと全く切り離して観ても良いくらい。
正直、空中浮遊以外のパートにはそんなに魅力を感じなかった。
なんというか、冗長。退屈って言ってもいいかもしれない。
でもでもつまんないかって言われると、魅力的なシーンのお陰で最後まで楽しめました。
終盤の音楽がなんか凄くて、音楽的知識がないのでうまく表現できないんだけど、なんか起こる感がハンパない。ダンケルクの時に感じたのと近いかなぁ。
スクリーンで観るべき作品だと思うけど、すぐに上映終わっちゃいそうだなぁ(^_^;)