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ジュピターズ・ムーンのoldmanSEヨKのレビュー・感想・評価

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)
1.8
【ネタバレなし】

ある事をきっかけに、宙を飛べる能力に目覚めた不法移民の少年の物語…

なんですが…視覚的に分かりやすい空中に浮く能力はいいとして、他の能力があまり明確に提示されず(でも確実にはあるよう)、暫くは???でした

これから観たい人は、もしかしたら予め知ってた方がいいかも。

そして、『ハードコア』(“Hardcore Henry”)のような一人称視点で描かれたり、長回しや手持ちカメラを使った緊迫感のある映像は、かなりアクションを意識させる一方、『ベルリン・天使の詩』のように宙を舞う詩的な雰囲気の映像もあり、アクションヒーローを撮りたいのかアートなのか?、必要なの?と思えるエロいシーンがあったり、だからといってそれらのショットの選択が的確か?と言えばそうでもなかったようでもあり…。

少年の逃亡を手助けしながらも、ある目的のために利用する医者や、なぜか執拗に追う刑事(?)、そもそも少年はどこに向かいたいのか?など、劇中では、それぞれの思惑があまり明確に説明されず(その地域の基礎的なな知識が必要だったのか?それとも常識の範囲内だったのか?)、彼らの行動と目的の意図がとにかく分かりにくく感じて、自分はついていけませんでした。

かなり意図的なのか?作風なのか?
物語の作り方が、自分の感覚と極端に合わなかっただけかもしれません。

ただ、実際ワイヤーで吊っているのか、合成なのか分かりませんが、最近のCG映像とは明らかに一線を画す雰囲気の、宙を舞う映像だけは確かに凄くて、この迫力はスクリーンじゃないと分からないものだとは思います。