空を飛ぶって ロマンだし 自由の象徴だと
自分なんかは思ってしまうんだな
♫空を自由に飛びたいな♫
なんて 呑気に歌える国に育ったしね
でもまぁ 国や歴史や宗教や情勢が異なると
こうも描く印象も変わるものなのかと 不思議な気持ちになる
飛ぶという行為は 束縛からの解放であり それは命の限りを超え 生まれ変わり やがては神と呼ばれる存在を 示唆するものなのか
いまいち ノリ切れなかったストーリーではあったものの
地上で起こる あらゆる問題や強欲や欺瞞といった 一切の穢れが
まるで浄化されてゆくような 浮遊シーンの美しさだけが とても印象的だった