こないだ観たポランスキーに似た話かな。
冒頭で髪を切るシーンがあって、別人格がテーマだと匂わせる。
双子設定は前半の早い段階で出てきて、観客側は果たしてこれは現実なのかどうなのか?って読もうとしながら観ることになるよね。
三毛猫がほとんどメスしかいないというのは事実らしいけど、遺伝子絡みのちょっと怖い話はよく分からなかった。
原題”L'Amant double”は「二重の恋人」みたいなシンプルな意味で、邦題はDNAに絡めた若干ネタバレなやつになってる。
二人のカウンセラー室の建物が両方とも螺旋階段なのは上手いと思った。
あとクロエの夢想シーンで「シャイニング」の双子を思わせるところがある。
主演のマリーヌ・ヴァクトの惜しげもない裸体が綺麗だなーと思いながら観たんだけど、この人「17歳」の人か!
あれも良かったな。
ジャクリーン・ビセットも出てたね。
「ブリット」で何て綺麗な女優さんって思った。