バルバワ

ビューティフル・デイのバルバワのレビュー・感想・評価

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)
4.2
こっそり有給をとり、内緒で勝手な映画三本立て(『ビューティフルデイ』『バーフバリ 王の凱旋 完全版』『ファントム・スレッド』というアップダウンが激しい作品選び)をしましたよ…ウヘヘヘ(о´∀`о)

いやぁ、何が何だかわからんが目が離せない!
あらすじは毎日死亡遊戯にいそしむ雇われ殺し屋でお母さんっこのジョー(お気に入りの武器はハンマー)が上院議員が娘ニーナを売春宿から救い出して(+宿の客やスタッフをブチのめして)ほしいとの依頼を受ける…というもの。

なんか"孤独な殺し屋と少女"や"売春宿にカチ込み"なんて話を聞くと『レオン』や『タクシー・ドライバー』等を彷彿して「こりゃ泣いちまうなぁ」などと勝手にハンカチを用意していた私の頭をハンマーでカチ割ってきました。

原題『You were never really here』で直訳すると"あなたはここにいませんでした"です…だと思います(間違ってたらすみません)。
ネタバレが怖いので多くは語れませんが…我々観客はジョーと一緒に事態に巻き込まれていく感覚に襲われます。

この手のジャンルによくあるアクションは地味目です。また主人公の鬱々とした日常とトラウマのフラッシュバックが話の大半を占めています。でも主人公と一緒に展開を追っていくので「この後どうなるんだ」と目が離せないのです。

また音楽がもうこちらのハラハラ感を煽る煽る!なんでもないシーンでも画面を固唾を飲んで見守っちゃいます。特に度肝を抜かされたのは敵の死にかけの殺し屋と手を繋いで床に横になり音楽("I´ve never been to me"という曲)を聴きながら口ずさむシーンです。どんな気持ちになればいいのか!

まぁ、アクションシーンが少なめで物足りなく感じましたが、この上なく刺激的で変な(←褒めてます)殺し屋映画です!面白かったぁ!ムハー(*゚∀゚)=3
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