このレビューはネタバレを含みます
扉の後ろで夫婦の会話を聞いて絶望するアレクセイの表情が悲しすぎた。。
あのシーン、トラウマになりそうな位辛い。
子供にあの顔をさせた夫婦は地獄に落ちろ。。。
自分達だけ幸せになれると思うなよ。。
現に夫の恋人は既に不安になっているし、根底が薄情なやつだということを見透かしているね。
そして妻の恋人は、本当に愛されたいのは娘からなんじゃないの。娘に会えない寂しさを紛らわしてるんじゃないのかな。
離婚した後も本当の幸せを掴むことはできない人達です。
ラストの夫婦の虚無表情は、息子を探し続けるほどではないけど心のどこかでは引っかかり続けているという感じなのかな。でも探し続けないということは無関心ということ。
アレクセイが不憫すぎて辛い。。
どこかで強く逞しく生きていてほしいと願うばかり。。