317

ラブレスの317のレビュー・感想・評価

ラブレス(2017年製作の映画)
3.7
行方不明になった息子を捜索するドラマ、から想像した内容とは大分かけ離れていた。息子アレクセイの登場シーンこそ少ないがあの慟哭で一気に感情移入してしまった。業務的な人間関係が痛烈で本当に胸が苦しくなる。凄いところは、息子を救うという愛のある行動を見せているはずなのに全く無関心なことが伝わってきてしまうところ。最初から最後までひたすらに、最悪な大人の事情を見せられて、まるで社会の風刺のようだと。愛を感じられそうな一縷の期待をするシーンでは何故か泣きそうになった、、胸糞でおすすめではないから評価は低めだけど結構食らった。
317

317