フジサワアラタ

ラブレスのフジサワアラタのレビュー・感想・評価

ラブレス(2017年製作の映画)
4.9
そこに愛はあるんか。というよりも、そもそも愛はあるんか(存在するんか)と思った。愛だと思っていたものが愛じゃなかった。父も母も結局おんなじことを繰り返す。愛が無いからいけないのか、愛があると信じているからいけないのか。

ずっと空虚、物足りない感じがした。登場する人がみんな空っぽ。中身がないとか、人間としての厚みがないとかそういうことではなくて、空っぽな感じがした。けど、あの息子だけは中身が詰まっている感じがした。涙が温かい感じがした。友達はビミョーだけど。
フジサワアラタ

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