12歳の息子アレクセイがある日突然失踪するが、両親は気付かない。息子の事など何も知らない。。
この作品を一番観るべき人たちは絶対に観ないんだろうな、、
と感じながらの鑑賞。
溜息しか出てこない、、
離婚協議中の夫婦はアレクセイの親権を巡り、衝突し合う。
特に母親側が断固引き取りたいと願うのが一般的だと思うけど、ここで描かれる2人は両者共に断固拒否。
息子は邪魔者。不幸の種でしかない、、
そして息子は失踪。
終始どうしようもない人間のどうしようもなさを描き切った反面教師的な物語。
非常にリアルで重厚。
どうしようもない母の母もまたどうしようもない。
負の連鎖は止まらない。
しばらく引きずりそう。。