ヒロ

ラブレスのヒロのレビュー・感想・評価

ラブレス(2017年製作の映画)
3.8
子供の反抗なんてだんまり決め込むか近所に家出ぐらいしかない、まぁそれも時が経つにつれ親の心配する顔が思い浮かび何事もなかったかのようにまた普段通りに戻ってしまうもの。普通に愛があれば。じゃあ自分は必要ないんだと確信してしまった子供は一体どんな行動を起こすのか?それぞれのパートナーと新たな生活をスタートさせたい両親にとって子供は通帳や家具なんかの共有財産と一緒、かと言って半分に分けることも処分することもできない。こーゆうやつらに限ってポンポン子供作りまくって、一方でタイミング計って人工授精して体外受精してそれでも子供ができない愛しの深キョンの悲しみを思ったらもうなんてアンバランスな世の中なのか。愛について求めよさらば与えられんでは甘い、先に与えよさらば与えられんということに気づいてないあいつらは程度の低い『ママと娼婦』そのもの。ラジオから垂れ流される紛争勃発とそれに伴う難民盥廻しの音声は雑音となり人々の意識はスマホに吸収される、第五次中東戦争から第三次世界大戦へ発展しそうな危機的世界情勢を余所目に森友加計問題のシナリオをいつまでも演じ続ける政治ごっこに対する左翼の退陣デモ、、、、、もうわかった、大幅な数的調整が必要なようだ、このラブレスな世界について話し合うのはそれからだ。
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