観終わったあとしばらく放心状態になった。家族って一体?命って一体?
1週間ぐらい引きづるぐらい衝撃的な映画でした。
ロシアの冷たい空気がとても伝わってくる映像。まさにこの家族?そのものだと思った。父親も母親も自分の事しか考えていない。息子の思いは届かず最悪の展開へ。
ここまで自分の子供に無関心になれるのか?その神経が恐ろしいし、何故コイツら子供作ったんだ?と終始怒りしか湧いてこなかった。
決定的だったのはラスト。
最近でも子供を虐待して殺してしまった事件とかを見てるとこういう奴らがリアルに存在している事に恐怖した。
子供が行方不明になり、ボランティアの人たちが捜索するシーンが多くあるが、どれも間をたっぷりとったカットで観客の不安を煽る。しかし、そんな観客の不安を他所に、生活を続ける両親に呆れるばかりだった。
今、観るべき映画だと思います。