アンドレイ・ズビャギンツェフ監督(←口が回らない💦)の"無関心・空っぽの愛"を描いたヒューマンサスペンスです！
大手企業に勤める夫 ボリスと、美容院を営む妻 イニヤには12歳の息子 アレクセイがいる。しかし両親はお互い不倫をしていて離婚調停中、息子を邪魔に感じていた。ある日、アレクセイが行方不明になってしまうストーリー
ズビャギンツェフ監督、じつにラース・フォン・トリアーらしいです😅
お子さんがいる人に観てほしい…笑
できればご夫婦で💕(←気まずくなっても責任取りません)
"Love Less=愛の不在"という意味ですが、そのまんま本作に"愛"というものは存在しませんっ！
序盤から親権の話をする夫妻…でも『クレイマー、クレイマー』のような「私が育てたい！」という会話ではない😰
つまり、両者とも「お前が育てろ！」と怒鳴り合ってるんです💦
観てる側はその会話と、邪魔者扱いされて号泣する息子を見せつけられる……なんとも胸クソ😓
世間体のために子どもを作った夫、子どもをおろしたかった妻、探すのがめんどくさい捜索隊、仲間より隠れ家が大事な友達……すべての登場人物がアレクセイに対する愛を持ってません😨
「どこ行ったんだ？」と彼に興味を持っているのは"映画を観ている側"だけなんです💦
これまた胸クソ😓
よ〜く映画を観てると、小さなポイントからも"無関心"を感じることができます🤔
特にレストランとたまに流れるニュース…「いかに人間が自分に対して関心が強くて、周りには関心が無いか」がよくわかるシーンがあります💦
ゾッとすると思うので、まだ観てない人はぜひ探してみてください👍
見た目は"家族"、中身は"他人"の主人公一家…結婚はいいものばかりではないかもしれません😱
