ラブレスの作品情報・感想・評価

「ラブレス」に投稿された感想・評価

一言でいえば、ロシアらしい。これがロシアなのかという作品。映像はグレーを主体に寒色で統一されており、ガラス越しに映る風景が印象的な美しいものなのに、脚本は恐ろしく体温を感じない親子と社会がテーマ。人生をやり直したい男と女、父と母になれなかった哀れなカップルの話なのだけど、これって子供を持つ家庭人にはどう映るのだろうと思った。作品の完成度としてはかなり高い。監督の表現したいことも解りやすい。しかし…これが、ロシアなのだろうか…。
#27
簡単に言うと「ムナクソワルイ」作品です😑バカ両親、可愛そうな息子。以上。この映画のキーワードは「無関心」なんでしょうね?🤔無関心が引き起こす悲劇。少なくとも実際にあるんでしょう。こんな事件。地球上ではたくさん。そー思えば思うほど「ムナクソワルク」なります😩だからこそ色んな人に観て欲しい作品だと思います。たくさんの人の感想が聞きたい!
鹿江光

鹿江光の感想・評価

3.0
≪60点≫:重厚な雰囲気で、安堵するシーンなどひとつもない、曇天のストーリー展開だった。周囲の世界にはとことん無関心なくせに、自分にだけは関心があって、内戦よりもSNSの更新、行方不明者の貼り紙なんて目にも留まらない。そんな世の中で、みんな自分勝手に心の拠り所を求めるはいいが…そこに相思相愛があるはずもなく。
劇的な変化のある物語ではないが、観入ってしまったなあ。
YUMMMY

YUMMMYの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やる気ない両親に協力し続けるボランティアの尊さよ…
『少年は残酷な弓を射る』の母親と同じ分類の親だと思った。
ラストのリボンがあまりに悲しいから、『少年は〜』の方を観て溜飲を下げたい…
愛を探し回る登場人物たちに心が締められる。これがロシア映画かと突きつけられた感じがする。
すごい嫌悪感を感じるシーンがあったりとたしかに胸糞悪い映画ではあるし、鑑賞後に感じさせられる訳でもないのだけど、演出やストーリーの運び方が上手なのか、ずっと釘付けだった。
物静かなカメラワークだけれども会話が感情的な分緩急があって見て入られたのかも。
りおる

りおるの感想・評価

3.5
彼は僕と同い年だった
ただひたすらに怖かった

二度と見ないだろうな
心が壊れてしまう
観たよ


予告編から嫌な予感がしてたけど的中🎯
テーマ的に苦手である筈なのに何故借りた!私の糞ドM!!←

夫婦が子供を押し付け合う姿は醜すぎて見てられん🙈
ストーリーは夫婦喧嘩→捜索→結末とシンプル
これだけの内容で2時間だと普通なら長さを感じる筈なのに、全くもってだれる事なく作品に引き込まれ、緻密に計算された画やシーンの見せ方も非常に上手く、辛く救いの無いお話しではありましたがとても面白かったです

旦那は無関心を象徴する存在
嫁は人のせいにする事で自分を守るナルシスト
警察は安定のアカン警察(←韓国ちゃう)

犠牲になった子供の想いを考えると遣る瀬無くて悲しくて…虚しさに襲われる

姑がまたエゲツないキャラクターで吐きそうになったわ🤢

それぞれのパートナーと過ごす今、2人が何を思うのかが気になるラストでした


※この映画のもう1人の犠牲者はBMTH
"Sleepwalking"最高かよ
桜子

桜子の感想・評価

4.0
殺伐とした風景のインサートショット、淡々と人物を映す固定カメラが、虚無的・諦観的な寒々しさを全体にもたらしている。
少年が何処へ消えたのか、それを問うミステリー性を一切排除して、ひたすら重苦しく痛々しいドラマに仕立てているのがズビャギンツェフ監督らしいところ。少年が失踪したその時、両親が何処で何をしていたのか、その描写が前半部分でやや冗長に甘ったるく印象付けられて、愛の対義としての無関心が強く浮き彫りにされている。
お互いばかりか周囲とも在るべき関係性を築く事が出来ない両親。中でも、顰め面ばかりの母親がスマホの画面を観て笑みを浮かべるシーンは、酷く現代的で哀しく不気味ですらあった。

作中の所々で終末論を煽りウクライナ情勢を報道するメディア、マニュアル的に規律正しく行動する捜索隊など、家族と社会或いは国家の構造を二重像で捉える演出も鋭いメッセージ性に富んでいて印象的。観終えたあとにはただモヤモヤした哀感が残る、鬱屈したい時にお勧めの作品。


配給: クロックワークス/アルバトロス・フィルム/STAR CHANNEL MOVIES
あのカットな。地獄な。
>|