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若い女のmadoのレビュー・感想・評価

若い女(2017年製作の映画)
4.0
試写会にて観せていただきました。
とても面白く、私にはとても刺さった映画だった。
ヒロインのポーラは破天荒過ぎて、大丈夫か、これ?と思いつつ、どんどんつき物が落ちて、最後にはすっかり応援している自分がいた。
20代の大切な10年間をしょうもない男と何不自由なく過ごして、31歳で捨てられて、もはや何者でもない自分に気づく。ポーラはまるで生まれたての赤ん坊のように、構ってくれと泣く。しかし、彼女は赤ん坊ではないから、自分で生きていくしかないと覚悟を決める。その途端、いろんなことが動き出し、彼女を助けてくれる人々が現れ出す。
全てをなくす可能性は誰にでもありえる。でも、何があっても何とかなる、この映画はそう思わせてくれた。
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