このレビューはネタバレを含みます
主人公ポーラと歳が近いのと、猫が可愛いのとで観ました。
ポーラを好きになれなくて、イライラして、最初は猫に、その次はシッター先の子どもに意識を集中させて気をそらしていました。
ポーラ、はちゃめちゃすぎ!
でも、10年も前(ということは21歳の頃から)付き合っていた、しかも頼り切っていた相手に別れを突きつけられ、パリの街にほっぽり出された彼女。ゼロどころかマイナスからのスタートで、足掻いて、無我夢中で生きて。
あんなふうに人に頼れるって、すごいのかもしれない。私は頼れない。あんなふうに一生懸命生きているかって聞かれたら、自信持って「はい」って言えない。
パリで生きる、ってやはり大変なことなんだろうか。
傍若無人のポーラだけど、途中から人との関係を築く努力をしたり、気遣いを見せたりして、変わっていく様子が感じられた。
友達には絶対になれないだろうな〜なったりしたら大変だろうな〜!
でもなんだか嫌いになれない、最後、彼女の左右違う色の目を自分でも確認したとき、なんだか少し好きになっていることに気付いた。
でもはちゃめちゃだよ、やっぱり〜!