このレビューはネタバレを含みます
2018.3.18 新宿シネマカリテにて。
日曜日とはいえほぼ満席というのは意外。ハリー・ディーン・スタントンのファンが大勢いるとは。
トム・スケリットが出て来て目頭が熱くなったねえ。「ノストロモ」クルーだぜ!
とはいえ盛り上がったのはそこまで。寄る年波には敵わない。
見事に何も起きない日常を描くだけの物語。目が覚めて身支度整えて朝飯食いに出て、生活必需品を手に入れて、そしてバーで酒を飲む。その繰り返し。何か起こりそうになる、というくすぐりも最小限。
シンプルすぎて余計な事を考える隙がない。
宣伝文句の「孤独と一人は同じじゃない」という言葉を噛み締める作品でした。