前半は好意的に受け取れたが、中盤の「酒場で口論」あたりから地味劇をむりやり盛り上げようとしてる痛さが。。 以後は、時々うるさいわりには催眠剤映画だった。
「ほほえみながら撃たれに来たオキナワの少女」のエピソだけが別次元。作品そのものが吹っ飛んでその一件だけ、いろいろ私に考えさせた。実話なのかフィクなのかとか。
「いかに生きていかに死ぬべきか」「この世の本質は何」「神はいるかいないか」などに作り手たち自身が答えを出す能力ないのに、小手先だけで老境映画を理屈っぽく塗ってる。タバコがどうしたこうしたが、かさばる。
バーの中での “役充てを、ハイ、こなしてます” “私も” “次は俺” 的な脇役一人一人の順々な動きを見ると、主演以外の者たちの演技力は総じて素人レベルだったかも。