人生の終わりに向き合う時がきた
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おじいちゃんが主演の映画って何だか偏屈で気難しいキャラが多いような👴
このおじいちゃんもそうなの。おじいちゃんのニックネームはラッキー。[パリ、テキサス]のハリー・ディーン・スタントンさんですって。遺作なんですって。私は初めましてだからしみじみしたりはないけど、知ってる人は感慨深いのかな。友人役に親交のあるデヴィット・リンチ監督出てます。
おじいちゃん見た目はガリガリ、お腹はぽっこり、体はヨボヨボ。いつもルーティンがあって、朝起きたら体を拭いて、ヨガして、1杯の牛乳を飲む。お昼はコーヒー☕いつも外出する時はウエスタンブーツにジャケットとハットでカウボーイ気分な活かしたおじいちゃんに変身✨お家にいる時は白いタンクトップに白いパンツ、如何にもおじいちゃんだから、気合い入ってるし、昔の時代を忘れられないのかな。毎日同じお店でご飯を食べて、クロスワードを解く👓✏。歩く時がカッコつけてるような、1歩が大きく見える歩き方🚶。そんでいつも決まった道で暴言を吐く😏。夜にはバーで談笑🍺。毒突くことも多いけど、嫌われ者ではなく、みんなに愛されてる。
そうやって日々を過ごしてると死なんて身近に感じないですよね。私も決まった時間に起きて、仕事に行っての繰り返し。慣れてしまって、明日が来るのが当たり前って思っちゃう。でもラッキーは死を意識する出来事があったの。これって誰もが通る道ですよね。人間いつか死ぬ。必ず死ぬ。それに向き合うのがいつかってだけ。若くたって急に死ぬかも知れないじゃん。遺言残そうとか葬式の手続きしとこうとか。人によって準備したりしなかったり。
ラッキーは見た目と気難しい性格からそんなそぶりは見えないけど、弱音をこぼすところや元気がない時を見ちゃうと死に対して思うことってみんな一緒だね。
予告だとおじいちゃんが死に直面した時…ってあったから劇的な何かがあると思ったけど、ストーリーにほとんど起伏はない。死を悟る過程がじわじわあって、メモしたい名言が沢山あった。ラッキーのあの歌は染みたなー歌声も良かったです。泣けるとか雰囲気を楽しむとは違う。哲学や言葉の重みを1つ1つ自分の中にしまう感じの映画でした(*˘︶˘*).。.:*
そしてこの映画タバコが美味しそうなの🚬ﾌﾟｶﾌﾟｶ 私タバコは嫌いだけど、これは許す(笑)観たら止められなくなっちゃう人もいるんじゃないかな。タバコを吸うのもラッキーらしい(^^)
そしてラストにすべてを悟ったラッキーのあの○○み
やりたいようにやるのが1番良いよね👍
