サラリーマン岡崎

母という名の女のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

母という名の女(2017年製作の映画)
4.3
ミシェル・フランコ監督との出会いは前作『或る終焉』から。
その衝撃的なラストにとてつもなく驚いた。
とりあえず、ミシェル・フランコの登場人物は突拍子も無いことをすることはわかったw

今回は女の、それも母娘姉妹のマウント合戦。
思ってたよりもかなりスリリングでエンターテイメントな作品だった。
思ってた展開は1/3で終わり、その後の展開がヤバすぎます。

まず、この登場人物みんな信用できないしイラつくw
母親は言わずもがな暴走しすぎ。
娘妹は出産したのはいいけど、結局母親に頼りっぱなし。
娘姉は妹にマウントを取られてるのは可哀想だけど、母親にもマウント取られて、母親の暴走もただ傍観。
そして、一番イラつくのが娘妹の夫。
コイツが流れに任せすぎで、最後まで取る行動が最悪すぎる。
マジでよくこんな行動取れるな。責任感なさすぎ。

このイラつきが8割続くので、
ラストに訪れる前作のラストとは真逆の展開がなんともいい。
よくやった!!!!!