n

母という名の女のnのレビュー・感想・評価

母という名の女(2017年製作の映画)
3.9
ミシェル・フランコは個人的に、新作が最も楽しみな監督の一人。やっと観れた。

今回は過去作に比べてちょっとエッジィさに欠けるかなと思わないでもないものの、やはり才能はは健在。

下手をすれば「嫁の母(お義母さん)とヤル話」...安いポルノになってしまいそうな話を、切り口で立派なドラマにしてしまうという。いやー、この人ほんとうまい。
そしてラスト。ちゃんと一人の女性の成長に落とし込んでくるあたり。いやー、うまい。
家族とか血の繋がりなど関係なく、個人としての欲望の追求する、そういう人間もあり得るだろうという問いかけも、価値観として好きである(邦題の、という"女"はちょっと気になる。というのもこれは別に女とは、を描いてるわけではないから)。

しかしお母さん、エロすぎ注意。あんなんに迫られたら誰でも陥落するわ。マテオくんはなんも悪ないど!w
n

n