さちえ

女王陛下のお気に入りのさちえのネタバレレビュー・内容・結末

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画がエンドロールに入る直前、「あ、終わったんだ」ってようやく気がついた
それくらい映画の世界観に飲み込まれていた

アビゲイルさえ入って来なければ全てサラの思いのままだった
っていう結論から見ると救いのない感じもしちゃって見終わった後私はこの映画をどう表現していいのかわからなかったんだけど、二人を翻弄しているようで翻弄されているアン女王がたまらなく愛しかった。っていうのが私の感情には的を射ている表現な気がする。

最初は純粋な「お人好し」だったはずなのに。
二人の「愛」の形はお互いに理解できていると思っていた。
気づいた時には、もう遅い。
なんて憐れで、滑稽な物語。

登場人物それぞれの視点から何度も見返してみたい映画でした、でもなんとも言えない虚無感に襲われるから間は開けたい。

アカデミー賞主演女優賞おめでとうございます納得の演技でした!!
さちえ

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