空を雲が覆えば、じきに雨が降る。
雲が途切れたら、太陽の光が差す。
ふたつの顔、真逆の表情。
息もつかせぬ120分間の、幕が下りた。
裏は表に、表は裏にね。
あのシーンですべてがひっくり返ったように。
あの表情だけで、すべてが。
わたしにはそう見えた。
「怒っていると魅力的よ。」
サラにそう言われたアビゲイル
女が女に火をつけた瞬間。
「わたしは嘘をつかない、それが愛だから。」
女王にそう伝えたサラ
女が女に心を許した瞬間。
圧倒的に完全に、映し出されたのは"女"の強さ。
この映画に果たして"男"は出てきたのだろうか。
いやそんなことはどうでもいい。
それくらい、世界は女で周っていた…
いやぁそれにしてもね、
エマストーンをここまで堪能できるとは。
とにかくにやけが止まらない!
エマ好きにはもうたまらない!
想像以上に、エマストーン!でした。