自然光のみで撮影したというこだわりのカメラワークと華麗絢爛な美術は圧巻でした。
真っ直ぐな廊下を魚眼レンズで撮ると、歪んだ道になる演出とかキレキレでしたわ!
そして、主演女優3名の素晴らしさ。
エマ・ストーンの尊大で野心に満ちた役がどハマりでした!
そして、夫役の男に対してのエクストリーム逢瀬が最高!
後ろから男が脅かしたら貴族なら
「びっくりしましたわ、もう…」って見つめあって周りを一瞬気にしてチューの1つでもしそうなところを本気で絶叫した上に、相手を確かめて本気張り手!
抱きしめようとする男に膝蹴り、また張り手。
キャッキャ言いながらやってることは的確にダメージ与えてるの新たな貴族の嗜みを観たわ。
そして、ヨルゴス・ランティモス監督の前作をAlps以外全て予習してから観たから言うけど、毎回女優に指舐めさせたり、手コキさせたりするのなんなんですか!ありがとうございます!
そして、今回は脚本が別人なんでヨルゴス感薄いなぁと思ってたらダンスシーンでホッとした。
初めて数秒は凄く綺麗な舞踏会シーンなのに、次第におかしな振り付けになっていくあの踊り??なんなの?
シュール過ぎるでしょ!!
と、一風変わった貴族ムービーでした。
鳩を撃ち落とすエマストーンは可愛いと知った。