このレビューはネタバレを含みます
ランティモス、まじランティモス！！綺麗なものを期待してたみんなー！！おみずおいしー？！！ 美しき被写体を映していても必ずといっていいほど醜悪さ下品さグロテスクみがつきまとう。視覚から聴覚から嫌悪感！しばらくウサギ見たらゾワゾワする事必至。オリヴィア・コールマンは圧巻！めちゃくちゃ難しい役だと思うし醜いのが素晴らしい。女優さんなんて中の人は美しいじゃないですか。輝きも清潔感も全部封印して、ひたすら醜悪で汚いのが実に見事！サラが政治家としてもフィクサーとしても有能に描かれていたのでアビゲイルの床上手で藤吉郎的人たらし術と浅薄な狡猾さにハマっていくのは何か納得いかなかったかな。。サラは良くも悪くも誠実過ぎるゆえの凋落だったのか。サラにとってかわったところでアビゲイルなんてバター犬ぐらいにしかならないだろうし。統治者の孤独って想像以上で結局人間は脳があるから信用できないのよな
