助演2人の掛け合いが毒毒しくも、どこか可笑しい。音楽や美術など、めちゃくちゃレベルが高く、脚本も上手いため、しっかりエンターテイメントに仕上がっている。
歴史モノは、小難しく退屈になってしまう時がありますが、今作は上記のおかげで、ラストまで楽しく観れました。
やはり、1番はエマストーン!大ヒット作ララランドで見せた表情や役所とは一味違う、今回の作品。序盤と終盤でのアビゲイルが同一人物なのか疑いたくなるくらい、豹変っぷり素晴らしい。彼女が、助演女優獲ってもおかしくないのでは。
ラストの展開を見ていると、サラとアビゲイルのどちらが勝ったのか分からなくなりました。何かを得るためには、やはりそれ相応の何かを犠牲にしなければならないという等価交換の法則をまざまざと見せつけられました。