おのちん

女王陛下のお気に入りのおのちんのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
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お気に入りには程遠い。

最初から最後まで居眠りせずしっかり見ましたが、内容に興味を持てなさすぎて点数が付けられません。

女王陛下の人は主演女優賞で当然と言っていいすばらしい演技。もしあれで選ばれてなかったら「アカデミー会員の目はフシアナだ!」とフィルマのレビューに書いていたに違いない。

エマ・ストーンは好きな役者さんだけど顔が人間離れしてるので、落ちぶれ上流階級という今回の役の場合はおなじエラ張り系強気キャラの若い時のジョディ・フォスターのほうが合ってると思いました。

もうちょっとコメディ演出が多ければエマ・ストーンのほうが合ってると思うけど、そういう演出は最初の「ガオーッ!」っていう怪獣のマネの1シーンしかなかったので、エマ・ストーンである必然性をあまり感じない。

ドロうんこの中に落ちるシーンは別にコメディじゃないし、森の中での男女の追っかけ合いじゃれ合いとか、超高価な壺にゲロとかも別に笑えないし。ひょっとしてヨーロッパの笑いのレベルからすると、ドロうんこや他の場面も笑ってほしいシーンがいろいろあったのかもしれないですが・・・。

石岡瑛子さんが生きてたら、これの衣装やってほしかった。いつもみたいに莫大なお金をかけて。

2019.3.15
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