女王陛下のお気に入りの作品情報・感想・評価・動画配信

女王陛下のお気に入り2018年製作の映画)

The Favourite

上映日:2019年02月15日

製作国:

上映時間:120分

3.7

あらすじ

「女王陛下のお気に入り」に投稿された感想・評価

メグ

メグの感想・評価

3.5
衣装や宮廷の装飾が素晴らしい。
まるで絵画の世界だ。
フランスはルイ14世の時代
男の人も美しくあることが要求され頭には
音楽室のバッハみたいなくるくる巻毛のカツラを被っていて
白塗りの化粧。
音楽が不安定でいきなりパイプオルガンとか鳴り出すと
ゴシックホラー的な展開か! ひっ!!って怖いんだけど
カツラかぶった太り気味の男(貴族)が、裸でトマトを
ぶつけ合ってるとか
ユーモアなのか?グロテスクでしかなかった。
甘美さと辛酸さ。
欲望、野心。
女王に取り入ってのし上がっていったアビゲイルだが
彼女は幸せだったのだろうか。
実際にこういう女同士のパワーゲーム的な関係ってあるよね。
力のある人にうまく取り入って行く人っている。

もう絶対私には無理な世界だ。
私がこの時代に生きていたら一生下働きの女中のままだ。

この女王陛下もサラもアビゲイルも実在の人物だというのに驚いた。
どこまでが史実なのか、脚色なのかはわからないけれど・・・
大木茂

大木茂の感想・評価

3.2
汚ったない百合だなぁ

幼馴染で親友以上の関係と共依存、権力と政治を裏で操ろうとするサラ・レディモールバラ
秘密や戦略を武器に侍女から成り上がるアビゲイル達の女の戦い

乗馬、銃を撃つ姿、格好、傷など所々で男前を感じさせるレイチェルワイズは良かった

足を揉むことと陰茎をしごくことってのはこの映画ではイコールなのかな?

なりたい者になったのに何も残らないのも退廃的な作品にピッタリですな

照明を使わず自然光、ロウソクの炎って点では「バリーリンドン」を彷彿させるね
イギリス王宮の大奥の巻。

女たちのドロッドロの愛憎、権力争奪に百合の要素をプラス。
キャストの至極の演技や演出の芸術性がなかったら、ストーリーはもうハーレクインだよ。

言わずもがなですが、アン女王、サラ、アビゲイルは実在の人物。

イギリス宮廷内で実際にあったアン女王を巡る側近たちのドラマをコメディとして描いています。ブラックユーモアですね。そんなに愉快ではないから。

アン女王(オリヴィア・コールマン)は痛風持ち。ろくに歩けず、移動は車イスだし、大抵ベッドに横になっていることが多く、幼馴染であるサラ(レイチェル・ワイズ)がつきっきりで世話をします。

サラは冷淡な面もありますが非常に頭が切れる人物だったようで、実質、アンのブレインとして王政にアドバイスもしていたとのこと。ちなみに、子孫のひとりがダイアナ妃だそうです。びっくり!

サラは女王が最も信頼していた人であり、本作では愛する人でもありと、女王の人生になくてはならない存在として描かれています。

ですが、サラの親戚のアビゲイル(エマ・ストーン)を従女に向かい入れたことから女王とサラの関係が崩れ始めます。

最初はアン女王がサラにヤキモチを焼かせようとアビゲイルをえこひいきするのですが、狡猾なアビゲイルはそれをまんまと利用。自分が側近にのし上がり、かつ、身分の高い夫もゲット。

強欲なアビゲイルはそれに飽き足らず、ついには、サラを追い出すためにある画策を企てーーー。


キャストの演技について。

アン女王とサラを引き裂いたアビゲイルの強かさが圧巻でした。エマ・ストーンの美しいお顔で醜悪な性格って、怖すぎるよ 笑

でもやはり、オリビア・コールマンのトドのように動かない醜い女王の演技は、簡単に言葉にできないぐらいすごかった……。
彼女の演技を観るだけでも、本作の鑑賞の意味があると思います。

女盛りの40代中頃の女性が、あのように仕上げてくるとは。。。女優賞を総なめするはずです。

劇中で、アン女王の周囲が美しい、美しいと女王を持て囃すのですが、その様に虚しさが募るんです。少しでも美しさが残るアン女王だったら、そんな感情は湧かないしコメディとして成立しないはず。

本作の大きな柱を担った、オリビア・コールマンに心から拍手喝采でした。
見終わった後に、うっ…となる感じ最高
ドロドロな感じなのは
見る前に予想出来たけど
ピカレスクロマンの成り上がりもの
だったんだね
(バリーリンドンやスカーフェイスのような)

最後の方で病気がやばくて
先は短くないだろうけど
怖い終わりかた
あのポジションにつくとやばいと
言うことですな
装飾と美術と照明と衣装と役者が素晴らしすぎる。
夜の暗さに蝋燭だけの灯りはもちろんなんだけど昼間でも陽の光が入らない場所の暗さとか、素晴らしい。
本当に当時にタイムスリップしたかのように思える作品。

メイン御三方も素晴らしすぎる。
レイチェル・ワイズは今までのレイチェルの中でも一番好き。
ロニートとエスティのキスシーンよりオリビィア・コールマンとのキスシーンの方がなんか良かった。とくに廊下のキス。

意外にもと言ったら失礼だけど、女王役のオリビィアよりレイチェルの方が実際3つも年上なのね。
オリビィアの女王陛下ぶり、めちゃくちゃ良かった。
エマ・ストーンが主演だと思って見てたら、オリビィアが主演らしい。

タイトル、The favorite が原題なのに対して日本のタイトルが、女王陛下のお気に入り、ってすごいセンスある。大抵日本のタイトル最低なのに!
ポスターもいい感じだし、日本の配給変な会社にならなくて本当良かった。

脚本がもう少し面白かったら、最高だっただろうなーとそこだけ勿体なかった。
こぼく

こぼくの感想・評価

3.7
面白い。。んだけど後味があまりに悪すぎる
エマストーンのドヤ顔が良いし、レイチェルワイズかっこいい。
章タイトルは流れ的に要らないのでは?と思ったけど付け方(セリフで出てくる)は好きだった。
実際こんなにバチバチやり合ってたのか謎だけど、その後の史実を調べたら最後の各々の表情は理解できた。
余韻が良く、エンドロールで途中から曲がなくなって静かなアヒルの鳴き声?に変わるの好き。
嘘のない愛が私たちに何もたらしてくれない事をそろそろ気づきなさいとシンプルに訴えておる
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