女王陛下のお気に入りの作品情報・感想・評価・動画配信

女王陛下のお気に入り2018年製作の映画)

The Favourite

上映日:2019年02月15日

製作国:

上映時間:120分

3.8

あらすじ

「女王陛下のお気に入り」に投稿された感想・評価

一旦下書き放出
ヨルゴス・ランティモス監督作品を『籠の中の乙女』から順番に観てきましたが、本作だけがランティモスの脚本ではないのですね。

つまり本作はランティモス自身の企画ではなく、彼にとっては珍しく、監督のみ請け負った「雇われ仕事」だということです。

彼はクセの強い監督ですが、そんなお呼ばれされた仕事もキチンとこなせる器用さもあるようで、本作に対する世間の評判は高いです。

女同士の宮廷ネチネチバトルをメインに、封建社会の理不尽な側面を描くという下世話な内容としてある程度うまくまとまっているのは確かです。

エマ・ストーン演じるアビゲイルは目的の為なら手段を選ばない小悪党で、彼女が成り上がっていく過程はピカレスクロマン的な痛快さを感じさせますね。

それでいて、やけに画角の広い画面(今回は魚眼レンズを使用)や、いけずぅな毒舌スパイスなど、ランティモスらしさも出せています。

ですが…

ですが、本作は「ランティモスの映画」として観るとかなり物足りないのです。

それは映画の根底にあるテーマやメッセージが従来のランティモス映画の独自性比べると弱いからでしょうね。そこはやっぱり大資本のもとでの雇われ仕事の限界だったかと思います。

学生時代は破天荒なキャラで名を馳せていた人物が大企業に就職して口八丁手八丁な営業マンになったような…
夜遊び大好きで男を取っ替え引っ換えしていたはすっぱ な女が社長夫人の座に就いたような…

ランティモスの雇われ仕事には何となくそういう出世枠に収まってしまった感があります。

ただ、それでもランティモスは最後のシーンで帳尻を合わせるかのように自分の色をグリグリ押しつけてきました。

アン女王の寵愛を受けてまんまと成り上がったアビゲイルですが、結局は女王による理不尽な「支配」のもとにあることを強烈に臭わせるラスト。

終わりのない服従プレイを悟ったようアビゲイルの顔に、ウサギの群れがオーバーラップし、不気味なノイズが塗り重ねられていくという禍々しい感じは好きですね〜。

最後の最後でランティモスお得意のテーマ「洗脳・支配」がドバッと出てきたというわけです。

あと、エマ・ストーンのお乳ヌードは微妙でした。見せ方が。
achan

achanの感想・評価

3.0
頼りない女王、クレバー美女、宮廷での秘め事、ふしだらな人間たち。

どの要素もパンチがあって、特別な展開があるわけじゃないのに強烈なインパクトを残す作品。
とことん皮肉で溢れてた。笑笑

どこかでこのパンチ味わったな、、と思って、監督の他の作品見たらすごく納得。「聖なる鹿殺し」のお方どす。

観る側の好奇心をコントロールしていく所、期待通りにはいかせない所、女の人が冷め切ってるエロシーンなど、共通項多くて色がハッキリしてる監督さん。他の作品も癖とパンチが凄そうだった。w
tAsq

tAsqの感想・評価

3.0
女達のドロドロの駆け引きはまさに大奥。
なんなら炊事場に噂好きのキャラ強めのオバちゃんを、配置したら完璧な布陣でしたね。

女達の嫉妬と野心に塗れたマウント取り合い合戦は、歴史物でありながらも、もはやエンタメ。バチェラーもこんな感じなんやろか?(見たことないけど)
しかしいかんせん、自分の好みでなかった!それだけ。
Shino

Shinoの感想・評価

3.0
女の貪欲さは大好物なので、普通に楽しく見れた
エマストーン可愛いし、常に隙あらば狙っていく姿勢が好き
ぞら

ぞらの感想・評価

3.6
外国版大奥

宮殿の広さを表すために広角レンズ描写が多いのが新鮮

華やかなのに派手すぎず、画面全体が落ち着いたトーンで美しい

兎がキーになっているのも面白かった
さきゅ

さきゅの感想・評価

3.0
世界史に疎い私はまず作品の雰囲気から。

史実に基づいているかはさておき、女王を取り巻く彼女たちのドロドロした空気はかなり感じられました。特に女中から侍女へあっという間に上りあげたアビゲイルの根性っぷりにはびっくりです…笑
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