スギノイチ

明日は明日の風が吹くのスギノイチのレビュー・感想・評価

明日は明日の風が吹く(1958年製作の映画)
2.8
任侠映画ブーム以前のやくざ映画。
ヤクザ家庭に生まれた兄弟のうち、長男を差し置いてカタギの弟にこそヤクザの才能があり、やがて暗黒街で名を馳せていく…
設定だけなら『ゴッドファーザー』だが、裕次郎映画なので基本的には前途洋々であり、そこに悲哀は一切ない。
何かと理由をつけて歌うシーンも多く、いつもの日活映画だ。
任侠映画のフォーマット誕生以前の映画なので、あまりにも平和的な決着が逆に新鮮。

長男(金子信雄)の情婦・浜村美智子がムードあって良い感じ
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