せ

ザ・スクエア 思いやりの聖域のせのレビュー・感想・評価

3.0
「みんな基本善いヤツだけど
人を悪く言えるほどではないだろ?」

てなことを
一人の普通の男性を通して
我々現代人に訴えかけてくる話。



冗長気味。
なので何となく映画のテーマはわかるのに見るのは結構キツかったかも。
飽きてくる。
難解な絵画を鑑賞しているような感覚。

舞台はスタイリッシュな場所が多いのにゴリラやモンキーマン出没など
唐突に雑味が出てくる。
カオスでシュール。



クレス・バングが観たくて鑑賞。

ネフリドラマの「ドラキュラ伯爵」で
強烈な悪のイメージがあったので
普通な「人」役の姿を見たくて。

露骨なセックス描写は如何にもアメリカ映画ぽくない感じでちょっとやだったけど。
コンドームのくだり要るか?
と思ったが
相手への「信頼」が描写されてたのか。

んまーーーーーークレスバングの「お父さん」役が見れて大興奮です。
まあーじでかっこいいし色っぽさの塊。
スーツも彼っぽいし似合うけど
娘二人とのときの最後のパーカー姿、
最高!とオタクは言っています。()

でもなんで俳優なのに歯並びとかなんとかしないんだろう。という謎はある。

"普通ではない"モンキーマンは
人の本性を浮き彫りにするアイテムキャラ的な感じで出しているのだろうが
いくらなんでも不快極まりなく
人間の女性に欲情し強姦しようとするシーンなど色々とギリギリ。
よくあんなん撮ったな。
作品全体で「表現の自由」について語られるシーンが多いがこの映画そのものでも考えちゃう内容でした。

モンキーマンを演じてるのは
猿の惑星のモーションキャプチャーをやられている
プロオブサル真似の人らしい。

あそこのシーンだけガチの恐怖だったもん。結局殺されてるし。

クレスバングいなかったら最後まで観れんかったな。
せ