社会風刺の作品。
美術館の責任者が人を助けようとして
財布とスマホをすられちゃう。
GPSで場所を特定するものの、そこは
集合住宅。ちょっとしたいたずら心で
取りもどそうとするが、事態は思わぬ
展開に…。
美術に興味をもつ経済的に豊かな層が
偏見に満ちあふれてる。困ってても
助けないし、自分たちにいいように
利用できるときだけ利用する。
スクエアというモニュメントを
広めようとしている人も偏見がある。
偏見を利用してえらいことになる。
でもメディアも正義ぶってるけど、
それに乗っかる人々も…。
まぁとにかく私もそうだけど、
人間は愚かな生き物でそれに気付けない
気付いたつもりでいる滑稽さか
たまらない作品。
いろんな解釈ができて、
あーでもない、こーでもないと話せる
楽しさがある。
こうやって感想を考えてる時間が楽しい。