映画にちょこちょこ点数うってる自分には胸の痛いお話。
総キュレーター時代。少女の爆破は美術展の宣伝にもなれば、炎上したってYouTubeの広告収益が寄付にもなる。
クラウドファンディングでアートを創造し月にも行けるが、目の前のホームレスは他人。時代に心が追いつかない人類を見つめる傑作
正義の膜に包まって、いかにも意見を言ったり反抗して。私たちったらリテラシー貧乏。
何をやってもいいけれど、チラシ拡散が正しい？ほんとに気持ちいい？サンドイッチはエサじゃねぇ！すべてのノイズに首を絞められ、ずーっと吐き気がした。
ほんとネットに国会議員の悪口書いたり、松居一代や山口達也をバカにする人生の方がバカバカしいったらありゃしない。
何をしてもいいからこそ。自分のゴールを見誤るなという話。
私たちの心に潜むあの黒髪の少年は、いつだって私たちを見ている。
