Yoshmon

ザ・スクエア 思いやりの聖域のYoshmonのレビュー・感想・評価

3.6
難解というか…。

「思いやりの無さ」がキーワードとして作品全体に芯を通していたと言われれば確かにそうだけれど、脈絡のない演出が時折挿入されていて戸惑いと困惑を齎され、2時間半の尺があまりに永く感じた。

チンパンジーは一体何を隠喩していたのか?
チンパンジー男は一体何を隠喩していたのか?

一点共感したのは、変哲のない普通のモノを美術館という空間に配置させることで人の目に異なる価値を写す。
昔ネットで話題になっていた一流バイオリニストが駅のホームで演奏した場合の通行人が見せた薄い反応を思い出す。
Yoshmon

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