レポーターだった女性と一夜をともにした場面ででてきたチンパンジー(？)を見て、これは現代美術・芸術を強烈に皮肉っている映画なのかなと感じた。
そう思うと、インタビューの内容や、砂を盛りした作品のトラブルの対応、セックスしたかどうかのやり取りの後ろで響く音等々、府に落ちる。
それにしても強烈なシーンが多い。
黒髪の少年のねちっこさ
モンキーマンの凍りついたような雰囲気のシーン
コンドームの引っ張り合い…
特にコンドームのくだりはサスペンスというか、ホラー。
謝罪先のアパートの階段のカットは好き
本筋は盗まれたスマホと財布を取り返すとこだとは思うが、他のシーンが強烈で長い。
友人も言っていたがレビューに困る作品。しかし記憶に残る。
強烈に…。
映画館以外で観た方にはスリのシーンをもう一度観る事をオススメ
