パルム・ドール受賞作。
なんか一周回ってすごくストレート?笑 ちょっと元気もらった。
美術館のキュレーター(管理監督者)が主人公の話。
とりあえず言語のこねくり回し具合がすごい笑 理屈こねるこねる笑
自分にはアートというものが未だにわからない笑 でもこの映画の監督も若干アート馬鹿にしてる?よね?笑 すごい意地悪だもん描き方笑
インテリで、パリッとしたスーツを着て、イケメンで、高収入で、高い志を持ってて。すげえかっこよく決まってる主人公だけど、それとは裏腹に、すごく低俗で馬鹿みたいな行動や出来事に次々遭遇する…笑
どんどんカッコ悪くなっていきます…笑
主人公に限らずだけど、言ったか言わなかったか、やったかやらなかったか、だけで済むはずのことが、大人になると色々と理屈で逃げる術を覚えるからどちらも嫌な思いするんだよねえ…
俺もそうです笑
そしてそれとは関係なくいちいち皮肉な描写。
命に関する募金?なのか署名なのかを募ってる横でホームレスが倒れてたり…
あの本人の意思とは関係なく暴言吐いちゃう病気ありますよね?その人が主人公のトークショーの客で来てるシーン、申し訳ないけど笑っちゃいました…笑
主人公は最終的には身ぐるみ全て剥がされて、社会的な意味でも人間的な意味でも素っ裸にされます。
それまでずーっと地味でいやぁな感じが続いていたのが、ここに来てとても明確。
そして原点に立ち返らざるを得なくなった主人公が思い至った行動とは如何に。
やっぱ何事にも真摯に生きなきゃですよね! 私も真っ直ぐな生き方を心がけようと改めて思いました。