現代アートとアートビジネス、クレーマー団体をそれぞれ批判的に描いている点は好感が持てる。しかし、その結論が「日常生活の身近な平等や思いやりこそが大切」と言った拍子抜けするような教訓になってしまってお…
>>続きを読む2024年87本目
Filmarksの表記ではAmazonプライム・ビデオでも見放題となっているが、2024年4月現在は有料レンタルに移行している。U-NEXTは相変わらず見放題配信中。
全編通し…
こんなもんで何か言ってる気になるのヤバいと思う。テリー・ノタリーのシーンはチンパンジーの所業として描いてるNOPEと、人の所業として描く本作では話が変わってくる。女性を押し倒し始めた辺りで冷めた。こ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
Amazon Prime Videoで鑑賞。
現代の個人や社会が有する表面的で姑息な配慮/寛容さ/多様性の尊重の醜い実態を、現代アートや四角形のモチーフを用いて暴き出す。……しかしながら起伏に欠け…
- 現代アートを批判的に用いながら決して否定していないことは明らか
- 寧ろ映画という表現手法自体が現代アートを取り巻くトートロジーな社会システムと同じ船に乗り旋回する芸術/商品であるのだから、それ…
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