昔、ビデオレンタル店には、
超大作の大ヒット作品の横に、
その作品の続編または同類と見間違う様なパッケージデザインで、
何ら関係のない、ホントにB級、C級の作品が置いてあって、
せっかくだからとか、
ついでだからとか、
で、借りて、
思い切り肩透かしを食らう、
なんてコトがよくあった。
コレは、その類の作品。
第9地区の亜流。
が、それでも、ところどころ、画的に、おっ、と思うところもあるが、
全体的な既視感は否めない。
例え、予算がなくても、
アイデアと熱意で、
ターミネーターと云う傑作が生まれたコトを思うと、
なかなかこの類のB級作品も目が離せないのだが、
残念ながら、コノ作品はそうではなかった。
思うに、こう云う類の作品から傑作をモノにするコツは、
やはり、ホンの面白さなんだろうな、
と思う。
先ず予算をそこに注ぎ込むべきでは、
と云うのが私の考えなのだが…。
それでもまた埋もれた名作に出会うために、
コノ類の作品を観てしまうのだ。
多分…。