試写会で鑑賞。主演のダニエラヴェガさんの舞台挨拶を楽しみにしていたけど…当日キャンセルされたのでガッカリでした(*´-`)
昨夜アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたし…お会いしたかったなぁ♡
トランスジェンダーが主役の映画…最近とても多い。でも保守的な人達にはまだまだ受け入れられていないのが現状なのかな?
人を思う気持ちに性別は関係ない…でも愛は本人だけでなくまわりの思惑も複雑に絡むから不条理に陥ります。
トランスジェンダーの歌手マリーナは歳の離れたオルランドと幸せに暮らしていた。でも彼はある夜マリーナを残して突然亡くなってしまう。彼の元妻・子供達・弟…それぞれの思惑が絡み合ってマリーナは深く傷ついていく。
人と違うというだけで人は人を差別する…そこには自分が普通であるという優越感が見え隠れする。みんなと一緒が全てなの?人はそれぞれ違うからステキなんじゃないの?
でも…自分の家族に異端者が出たら…やっぱり私もオルランドの家族の様に反対してしまうのかな?そうはなりたくない。それぞれの個性を認めてあげられる家族でありたいと思います。
マリーナは自分らしく向かい風と闘って自分の居場所を見つけていく…ラスト、ダニエラヴェガの力強く美しい歌声が、彼女の決意を物語るように心に響きました♫
✳︎ちょっとネタバレ✳︎
あのサウナのロッカーには結局何が入っていたの?オルランドからの贈り物?それとも家族へのメッセージ?後半引き込まれたエピソードだったので、最後まで気になりました…言わぬが花なの?(*´∇`*)