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ナチュラルウーマンのmのレビュー・感想・評価

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)
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主人公の切実な痛みが実感を伴ってひしひしと伝わってくるし、マジック・リアリズム的表現も美しい。
ただ、トランスジェンダーの人々が日々受ける苦しみを一本の映画の中に詰め込みすぎたとも思う。その象徴である恋人の遺族(元妻と息子)があまりに戯画的で露骨な『悪役』になり過ぎてしまい、リアリティが薄れてしまった。

主演女優のダニエラ・ヴェガは素晴らしい!
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