このレビューはネタバレを含みます
触らぬ神に祟りなし。それだけが心に残ったスプラッター映画。
そもそも最初にタラがピエロメイクの男をガン見しなかったら関わることもなかっただろうし、その後にもタラがカフェでピエロメイクにずっとガンを飛ばした結果が招いた連続殺人。
ピエロがなぜ殺人鬼になったのか、なぜ他の人にも憑依できるのか、その辺がしっかり描かれない(続編に持ち越すのもある)のはこういうホラー映画にはお決まり。
とにかくこの作品だけだとストーリー性ゼロ。少しのスリルと共に、人が残酷に殺されていくのをただ見るだけの作品。
それでいて描写は雑。女が宙吊りにされて股の間から半分に切り裂かれていくシーンは途中からあからさまに人形に切り替わっていて激しく萎えた。