お母さんが重い。
重すぎて心配になってくる。
出歯亀の存在が嫌でした。こいつ、エスカレートしていくんじゃないかとずっと不快でした。
成長するオプー
どんどん大きくなるから頼もしくなってくる。
息子の進学を反対するお母さん
誰が私の面倒をみるの?
マジギレ
あちゃーと思いながら、その気持ちも分からんでもない。思えばずっと孤独だったからね。
朝、起こしてと言って眠ってしまうオプー。このお母さん、もしかして起こさないんじゃないの?
ドキドキした
オプーは揺り動かしてもピクリともしない。甦る恐怖に後ずさりするお母さん。ああこのお母さん、ずっと引きずってるんだなあって。
いつも物憂げなお母さんの表情からは、どこかにドゥルガの面影も感じながらも、いたたまれない寂しさだけが伝わってきました。汽車に乗り遅れるオプーの優しさが嬉しかったです。
文化、信仰、人々の暮らしを育んできたガンジス河の聖なる流れは雄大にして人の命が殊更に儚く感じられてしまう。生々流転。それはオプーの家族、オプーの人生を象徴しているかのようでした。