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散り椿のtsubame737のレビュー・感想・評価

散り椿(2018年製作の映画)
3.5
自ら殺陣ができる岡田准一を楽しむ映画

良かった点
・全身を大きく動かした殺陣。
・互いにギリギリまで近づいた殺陣。
・上座下座、床の間、縁側、柱で人物関係の上下を示したこと。
・最後のチャンバラで血しぶきをはっきり見せ、二人の顔に返り血をかけたこと。岡田准一が唯一叫んだことも相まって、鬼気迫る様子が出ていた


悪かった点
・セリフと被さるように音楽が流れるので、セリフが聞き取りにくい。
・池松壮亮を中心にセリフが聞き取りにくい。
・終盤「男の子二人を~」⇒「励め」のくだり。作中でも養子が一人居るし、史実でも江戸期の武家では養子が盛ん。監督と脚本家は階級や性差がはっきりした江戸期が舞台だし、ギャグシーンが欲しくて、セリフにしたのだろうが、不要だと思う。
・時代劇とは言え、説明台詞が多いし、セリフの繰り返しが多い
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