アメリカ人の少女ケイティ(ロモーラ・ガライ)とキューバ人の青年ハピエル(ディエゴ・ルナ)のラブストーリー。ラテンの音楽とダンスシーンが素敵で気分が上がる。
ハピエルの貧しさや二人の出会いを演出するため仕方なかったのかもしれませんが、
1958年のキューバが舞台になっていて政治向きの話が入っている割に、そちらの内容は薄かったな~っという印象。
ちなみに1959年キューバ革命が起こりアメリカが支援した前軍事政権がカストロに倒されるのですが、その頃の話。知っていれば国民が貧しく抑圧されていたり、アメリカ人とキューバ人の関係もすんなり解ったと思うのですが、今作だけでは解りづらかったです。
でも、ダンス映画としては、気持ちいい展開なので、あまり深く考えないで観た方がいいのかもしれませんね。
今作ではダンスの先生?で出ているパトリック・スウェイジ。今作は彼が主演する「ダーティ・ダンシング」を下敷きにして作られた映画らしいので、そちらも観てみたいと思いました。