いまさら私がレビューするまでもなく、誰もが認める名作。（特に調べたわけではないので間違いかもしれないが）タイムマシンものの原点にして最高傑作。その後タイムマシンものが雨後の竹の子のように出てできたが、いまだこれに勝る作品はないと私は感じている。何度見たかわからない作品だけど、いつまでたっても全く色あせないのは凄いことだと思う。
＊
現代（1985年）から30年前にリープして、両親の出会いにチョッカイを出す話だけど、伏線回収されていくストーリーがとても面白く、見終わった後の爽快感は何とも言えず心地よい。Iを見たら、30年後の未来（2015年）に飛んでいくIIも必ず見たくなる。そして100年前の世界を描くIIIも。
＊
今回はNHKの3本一挙放送を録画で鑑賞。今の時期これを見るのがちょっとタイムリーなのは、悪役のビフ・タネンのモデルが、当時既に不動産王だった若い頃のトランプ氏だということ（へぇ、そうなんだ！そういえば似てないでもない）。I のエピソードにも、1985年の大統領は俳優のロナルド・レーガンだと言っても1955年の人々が信じなかったというのがあったが、これを見て笑った観客の中で、悪役のビフがアメリカ大統領になると予見できた人は一人もいなかったに違いない。
＊
リアルタイムで見た当時にFilmarksがあったら迷わず満点スコアをつけたことでしょう。映画好きと自負してるのに、万一これを見てない人がいるなら、何はともあれ見ることを強くオススメします。
