kyon

バック・トゥ・ザ・フューチャーのkyonのレビュー・感想・評価

4.0
さり気なく名作と呼ばれる作品を見逃してきたから、今更な感じですが…笑

なんだろう、この知っている曲が作中でかかる高揚感は。
知らずに観てももちろん楽しいけど、知っているからこそテンションが上がる瞬間ってある。スピルバーグの『レディ・プレイヤーワン』も70〜80年代のカルチャーだからこそ同じ感覚を得たのか…。

とにかく冒頭から引き込むなぁ。
動く時計、動きすぎてる電化製品、暴発するアンプ、時間が物語で扱われる予兆が随所に。
あと、すでに主人公がイケてるタイプで彼女(恋愛)もいて、博士は初っ端に生命の危機(死)があるのもなんか面白い。物語は手に入らないものをどうにかして手に入れる、っていうのが王道の1つとしてあるけど、ここはそこはクリアして、自分の力ではどうしようもならない力に対するアクション。

タイムトラベル系で面白いのは偶発的な事柄がタイムトラベラーの無抵抗な(無意識、例え故意があってもなくても存在してしまうこと)介入によって、必然性を与えられるところかななんて思いながら。

自分の両親が結ばれる直前に主人公はタイムトラベルしちゃったから、若かりし母親は自分に惚れるし、父親は小説執筆に夢中だし笑

でも、そこで必然性が生まれる、というか、ここで両親が結ばれないと自分が生存できなくなる、っていう構成がすごく上手く作用しているなぁと思った。
で、主人公が故意に両親のキューピッド役を買ったことで、自分の命は救済されるし、名前は”マーティ”が良いわね、ってなるし、未来まで影響される。

未来を変えてはならない、ってテーマのもと展開されるものと、結果的に未来は変わったけど本質は変わらなければ良い、ってテーマがタイムトラベルにはあると思うけど、やっぱりこの作品の場合はハッピーエンドの方が清々しい。

しかもすでに続編の予告みたいな展開笑
デロリアン乗りたいなぁ笑。