かなき

バック・トゥ・ザ・フューチャーのかなきのレビュー・感想・評価

4.0
【アメリカで“フューチャー現象”爆発!】

『時速140キロになるとぶったまげたことが起きる』

キャッチコピーに【全米No.1】が使用されたのはこの作品が初。
それだけでこの作品の凄さがわかる。
細かな描写1つとって見ても色あせず、むしろ今観るからこそ、当時の雰囲気に魅了されてしまう。

主人公がバンドをやっている、服装はサスペンダー、わかりやすいいじめっ子がいて、始まりかける恋がある。
よく観てきた一昔前の設定。
その中で異彩を放つ、ぶっ飛んだ博士の親友と、ぶっ飛んだタイムマシン。
こんな展開、今見ても「過去に飛べたら」なんて考えずにはいられない。

過去から戻った後、両親の変わりように驚くマーティのリアクションが最高に好きだった。
観る者に時間移動のロマンを与えたといえば、これが正真正銘の【全米No.1】かもしれない。
かなき

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